準備品一覧

1. ボルトをはずし、スピードセンサＦＲ　ＬＨをショックアブソーバＡＳＳＹから切り離す。

1. クリップおよびキャッスルナットを取りはずす。
2. ＳＳＴを使用して、フロントサスペンションアッパアームＡＳＳＹからステアリングナックルを切り離す。

SST

09628-62011




■　注　意　■

• ひも等を使用して、フレキシブルホースを引っ張らないようにステアリングナックルを支持する。
• ボールジョイントダストカバーを傷つけない。

1. ソケットヘキサゴンレンチ６を使用してスタッドを固定する。
2. ナットをはずし、スタビライザリンクをスタビライザバーから切り離す。
3. ナットをはずし、スタビライザリンクをショックアブソーバブラケットＬＷＲから取りはずす。


4. ボルトおよびナットをはずし、ショックアブソーバブラケットＬＷＲをサスペンションロワーアームＮｏ．１から切り離す。

■　注　意　■

ナットを固定し、ボルトを回して取りはずす。




5. フロントサスペンションサポートホールプラグを取りはずす。
6. ロックナットを緩める。

■　注　意　■

• ロックナットは緩めるだけで取りはずさない。
• ショックアブソーバ　Ｗ／コイルスプリングを分解する以外は緩めない。



7. サスペンションサポート上部のナット３個をはずし、ショックアブソーバ　Ｗ／コイルスプリングＬＨを取りはずす。

1. ＳＳＴの上下のフックの距離が最も広くなるように、コイルスプリングに取り付ける。

SST

09727-30021(09727-00010,09727-00021,09727-00031)



2. コイルスプリングを自由に動かせるまで圧縮する。

■　注　意　■

インパクトレンチは使用しない。




□　参　考　□

油圧式スプリングコンプレッサー（ＨＳＣ−１６ＤＣＴ）を使用しても、コイルスプリングの取りはずしは可能である。



3. ロックナットを取りはずす。
4. リバウンドストッパを取りはずす。
5. フロントサスペンションサポートＬＨ、フロントコイルスプリングインシュレータＵＰＲ　ＬＨ、フロントコイルスプリングＬＨおよびフロントスプリングバンパＬＨをショックアブソーバから取りはずす。

1. ショックアブソーバ作動点検
1. ショックアブソーバを４回以上伸縮させる。
2. ショックアブソーバを点検する。

基準

一定の速さで伸縮させたとき、全ストロークの重さが一定であり異常な手ごたえまたは異音がないこと

伸張時、一定の速さでもどる

1. フロントスプリングバンパＬＨをショックアブソーバに取り付ける。
2. ＳＳＴを使用して、コイルスプリングを十分に圧縮する。

SST

09727-30021(09727-00010,09727-00021,09727-00031)




■　注　意　■

インパクトレンチは使用しない。




□　参　考　□

油圧式スプリングコンプレッサー（ＨＳＣ−１６ＤＣＴ）を使用しても、コイルスプリングの圧縮は可能である。




3. コイルスプリングエンドをショックアブソーバのスプリングロワーシートの段差に合わせて取り付ける。


4. コイルスプリングインシュレータにサスペンションサポートを図の位置に取り付ける。

■　注　意　■

サスペンションサポートは方向性があるため、絶対に識別マークを確認し左右を間違えて取り付けない。




5. ショックアブソーバのピストンロッドの先端部の二面幅とサスペンションサポートの二面幅を合わせて取り付ける。
6. 新品のロックナットをショックアブソーバに仮締めする。
7. サスペンションサポートのボルト位置を図の位置になるようにサスペンションサポートを調整する。


8. コイルスプリング圧縮用ＳＳＴ（０９７２７−３００２１）を取りはずす。

■　注　意　■

• インパクトレンチは使用しない。
• サスペンションサポートの方向を確認しながら、ＳＳＴ（０９７２７−３００２１）を取りはずす。

1. ナット３個で、サスペンションサポート側を車両に取り付ける。

基準値

T＝35N･m｛357kgf･cm｝



2. ショックアブソーバブラケットＬＷＲの切り口を、ショックアブソーバの凸部に合わせて取り付ける。
3. ショックアブソーバブラケットＬＷＲをロワーアームＮｏ．１に取り付け、車両前方からボルトを挿入し、ナットで仮締めする。


4. ロックナットを締め付ける。

基準値

T＝34N･m｛347kgf･cm｝



5. フロントサスペンションサポートホールプラグを取り付ける。
6. 車両前方からスタビライザリンクをショックアブソーバブラケットＬＷＲに挿入し、ナットで締め付ける。

基準値

T＝98N･m｛1000kgf･cm｝

■　注　意　■

ショックアブソーバブラケットＬＷＲの切り口とショックアブソーバの凸部が合っていることを確認する。




7. ソケットヘキサゴンレンチ６を使用してスタッドを固定し、ナットでスタビライザリンクをスタビライザバーに取り付ける。

基準値

T＝95N･m｛969kgf･cm｝

1. ステアリングナックルをアッパアームに取り付け、キャッスルナットで締め付ける。

基準値

T＝65N･m｛663kgf･cm｝

■　注　意　■

キャッスルナット締め付け後のクリップ位置合わせは、６０°以内の増し締め方向で合わせる。




2. 新品のクリップを取り付ける。

1. ボルトで、スピードセンサＦＲをショックアブソーバに取り付ける。

基準値

T＝5.0N･m｛51kgf･cm｝

■　注　意　■

スピードセンサＦＲをねじって取り付けない。

1. フロントタイヤを取り付ける。

基準値

T＝103N･m｛1050kgf･cm｝

2. 車両をジャッキダウンして数回上下にゆすり、フロントサスペンションを落ち着かせる。
3. フロントタイヤを取りはずす。
4. 木片を介して、サスペンションロワーアームＡＳＳＹをジャッキアップし、フロントサスペンションに荷重をかける。

1. ショックアブソーバブラケットＬＷＲのボルトを本締めする。

基準値

T＝157N･m｛1600kgf･cm｝

■　注　意　■

ナットを固定し、ボルトを回して本締めする。