DTC C1202/52 マスタリザーバレベル異常

準備品一覧

機能説明

マスターシリンダリザーバのフルードレベルウォーニングスイッチは、フルードレベルの低下を検知し、スキッドコントロールコンピュータに信号を入力する。

DTC No.
DTC検出状況
不具合箇所
C1202/52
1.IG1端子電圧9.5−17.2Vかつマスタシリンダフルードレベルウォーニングスイッチ断線状態が2秒以上継続
2.マスタシリンダフルードレベル低下状態が車両停止時30秒以上、走行中60秒以上継続
  • ブレーキフルードレベル
  • マスタシリンダリザーバ(フルードレベルウォーニングスイッチ)
  • フルードレベルウォーニングスイッチ回路
手順1
ブレーキフルード量点検
  1. ブレーキフルード量が十分なことを確認する。

      NG
      ブレーキフルード漏れ点検と修理およびフルードの追加
      OK
      次の手順へ

手順2
ブレ-キマスタシリンダリザ-バ単体点検

SST
09082-00030
09083-00150
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ブレーキマスタシリンダリザーバのフルードレベルスイッチコネクター端子間の抵抗値を点検する。


  2. 基準
    フロートが上がっている時・・・2±0.16kΩ
    フロートが下がっている時・・・1Ω以下
    □ 参 考 □
    スポイト等を使用して、徐々にブレーキフルードを吸い出す。

      NG
      ブレ-キマスタシリンダリザ-バ交換
      OK
      次の手順へ

手順3
スキツドコントロ-ルコンピユ-タASSY点検(LBL)

SST
09082-00030
09083-00150
  1. スポイトなどを使用して、マスタシリンダリザーバのフルードを抜き取り、フルードレベルウォーニングスイッチのコネクターが確実にかん合していることを確認する。

  2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、スキッドコントロールコンピュータASSYのD25(LBL)⇔ボデーアース間の電圧を点検する。


  3. 基準値
    1V以下
      NG
      ワイヤハーネスおよびコネクター修理または交換
      OK
      スキツドコントロ-ルコンピユ-タASSY点検および交換