リヤワイパーコントロールスイッチをINT位置に操作すると,間欠制御回路内のコンデンサーが放電することによりTrをONし,電流がリレーコイル→Tr→リヤワイパーリレーC1端子→リヤワイパースイッチC1R端子→アースへと流れ,リレー接点がONします。これにより,電流がリヤワイパーリレー+B端子から,リレー接点→リヤワイパーリレーLM端子→リヤワイパーモーター+1端子→ワイパーモーター→アースへと流れ,リヤワイパーモーターが作動します。リヤワイパーモーター作動開始直後には,間欠制御回路内のコンデンサーが放電を完了するため,TrがOFFとなりリレー接点がOFFします。また,リレー接点OFF時にもリヤワイパーモーターが自動停止位置で停止するまでは,電流はリヤワイパーモーター+B端子→リヤワイパーモーター内接点→リヤワイパーモーターS端子→リヤワイパーリレーSM端子→リレー接点→リヤワイパーリレーLM端子→リヤワイパーモーター+1端子→アースへと流れるため,リヤワイパーモーターが作動します。自動停止位置まで作動すると,リヤワイパーモーター内接点が切り替わることによりリヤワイパーモーターが停止します。なお,間欠制御回路内のコンデンサーは放電完了後約12秒で充電され,充電完了後に再び放電し,TrをONすることによりリレー接点をONします。この放電と充電の繰り返しが間欠作動となります。
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