DTC P0171/25 リーン異常 (Bank1) |
DTC P0172/26 リッチ異常 (Bank1) |
DTC P0174/25 リーン異常(Bank2) |
DTC P0175/26 リッチ異常(Bank2) |
DTCNo. SAE/TCCS | DTC検出条件 1.診断条件 2.異常状態 3.異常期間 4.その他 | 点検部位 |
---|---|---|
P0171/25 P0174/25 |
|
|
P0172/26 P0175/26 |
|
|
手順1 | エミッションコントロールシステム点検 |
エンジンオイルレベルゲージ、オイルフィラキャップ、PCVホース等からのエアの吸い込みがないことを確認する。
エアクリーナケース←→シリンダヘッド間の吸気管の接続部からのエアの吸い込みがないことを確認する。
|
| ||||
OK | |
![]() |
手順2 | フューエルインジェクタASSY点検 |
|
| ||||
OK | |
![]() |
手順3 | E.F.I. ウォータテンパラチャ単体点検 |
![]() |
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、端子間の抵抗を測定する。
水温 | 抵抗 |
---|---|
約20°C時 | 2.32-2.59kΩ |
約80°C時 | 0.310-0.326kΩ |
|
| ||||
OK | |
![]() |
手順4 | インテーク エアフローメータ S/A点検 |
![]() |
エアフロメータ吸入空気量点検
DLC3にSST(TaSCAN)を接続する。
エンジン停止状態で、IG ON にする。
SST(TaSCAN)の表示画面に従い、“ECUデータモニター”-“吸入空気量”を選択し、吸入空気量を読み取る。
吸気温センサ抵抗点検
IG OFF にしてインテークエアフロメータS/Aコネクターを切り離す。
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、インテークエアフロメータS/Aの4(THA)←→5(E2)端子間の抵抗を測定する。
端子間 | 抵抗 | 温度 |
---|---|---|
THA←→E2 | 13.6-18.4kΩ | -20°C |
THA←→E2 | 2.21-2.69kΩ | 20°C |
THA←→E2 | 0.49-0.67kΩ | 60°C |
|
| ||||
OK | |
![]() |
手順5 | イグニツシヨンシステム点検 |
|
| ||||
OK | |
![]() |
手順6 | 燃圧点検 |
|
| ||||
OK | |
![]() |
手順7 | 排気ガス漏れ箇所点検 |
|
| ||||
OK | |
![]() |
手順8 | TaSCANデータ読み取り(A/Fセンサ電圧B1S1、B2S1) |
DLC3にSST(TaSCAN)を接続する。
アクセルペダルを踏み込み2500rpmで90秒間保持し、クウネンヒセンサ(A/Fセンサ)を暖機する。
SST(TaSCAN)を使用して、クウネンヒセンサ(A/Fセンサ)出力電圧が正常であることを確認する。
シフトポジションを1速ギヤにシフトする。
60km/hまで加速し、アクセルペダルを離した時(減速時フューエルカットを行っている時)にクウネンヒセンサ(A/Fセンサ)の出力電圧が上昇することを確認する。
|
| ||||
NG | |
![]() |
手順9 | クウネンヒ センサ単体点検 |
![]() |
センサヒータ抵抗
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、2(+B)←→1(HT)端子間の抵抗を測定する。
センサヒータ短絡点検
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、1(HT)←→4(AF-)端子間の短絡を点検する。
|
| ||||
OK | |
![]() |
手順10 | ワイヤハーネスまたはコネクター点検(クウネンヒセンサヒータ電源回路) |
![]() |
クウネンヒセンサコネクタを切り離す。
IG ONにする。
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、クウネンヒセンサの車両側コネクタの端子電圧を測定する。
取り付け部位 | 測定端子(端子名) | 基準値 |
---|---|---|
B1S1、B2S1 | 2(+B)←→ボデーアース | 9-14V |
|
| ||||
OK | |
![]() |
手順11 | ワイヤハーネスまたはコネクタ点検(エンジンコントロールコンピユータ-クウネンヒセンサ) |
![]() |
エンジンコントロールコンピュータのコネクタDを切り離す。
クウネンヒセンサ(A/Fセンサ)のコネクタを切り離す。
トヨタエレクトリカルテスターを使用して、エンジンコントロールコンピュータの車両側コネクタ←→クウネンヒセンサ(A/Fセンサ)の車両側コネクタ間の導通および短絡を点検する。(端子配列は参照)
測定端子(端子名) エンジンコントロールコンピュータ←→クウネンヒセンサ(A/Fセンサ) | 基準 |
---|---|
D18(A1A+)←→3(AF+) | 導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと |
D17(A1A-)←→4(AF-) | 導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと |
D28(A2A+)←→3(AF+) | 導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと |
D27(A2A-)←→4(AF-) | 導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと |
|
| ||||
OK | |
![]() |
手順12 | クウネンヒ センサ交換 |
GO | |
![]() |
手順13 | 作動確認運転実施 |
DLC3にSST(TaSCAN)を接続する。
すべてのアクセサリスイッチをOFFにし2分間アイドル回転状態にしておく。
車両を70-120km/h(エンジン回転数1400-3200rpm)で3-5分走行する。*1
GO | |
![]() |
手順14 | ダイアグコード読み取り |
DLC3にSST(TaSCAN)を接続する。
IG ONにして、SST(TaSCAN)の画面表示に従ってダイアグコードを読み取る。(要領は参照)
DTC P0171/25、P0172/26、P0174/25、P0175/26が出力されるか確認する。
A | B |
---|---|
P0171/25、P0172/26、P0174/25、P0175/26が再出力されない | P0171/25、P0172/26、P0174/25、P0175/26が再出力される |
|
| ||||
A | |
![]() |
手順15 | 過去に燃料切れでエンジン停止したことがあるか |
|
| ||||
YES | ||
![]() | ||
|
手順16 | 作動確認運転実施 |
DLC3にTaSCANを接続する。
すべてのアクセサリスイッチをOFFにして、2分間アイドル回転状態にしておく。
車両を70-120km/h(エンジン回転数1400-3200rpm)で3-5分走行する。*1
GO | |
![]() |
手順17 | ダイアグコード読み取り |
DLC3にSST(TaSCAN)を接続する。
IG ONにして、SST(TaSCAN)の画面表示に従ってダイアグコードを読み取る。(要領は参照)
DTC P0171/25、P0172/26P0172/26、P0174/25、P0175/26が出力されるか確認する。
A | B |
---|---|
P0171/25、P0172/26、P0174/25、P0175/26が再出力されない | P0171/25、P0172/26、P0174/25、P0175/26が再出力される |
|
| ||||
A | |
![]() |
手順18 | クウネンヒ センサ交換 |
GO | |
![]() |
手順19 | 作動確認運転実施 |
DLC3にSST(TaSCAN)を接続する。
すべてのアクセサリスイッチをOFFにして、2分間アイドル回転状態にしておく。
車両を70-120km/h(エンジン回転数1400-3200rpm)で3-5分走行する。*1
GO | |
![]() |
手順20 | ダイアグコード読み取り |
DLC3にSST(TaSCAN)を接続する。
IG ONにして、SST(TaSCAN)の画面表示に従ってダイアグコードを読み取る。(要領は参照)
DTC P0171/25、P0172/26、P0174/25、P0175/26が出力されるか確認する。
A | B |
---|---|
P0171/25、P0172/26、P0174/25、P0175/26が再出力されない | P0171/25、P0172/26、P0174/25、P0175/26が再出力される |
|
| ||||
A | |
![]() |
手順21 | 過去に燃料切れでエンジン停止したことがあるか |
過去に燃料切れによるエンジン停止(ガス欠状態)をしたことがあるか確認する。
|
| ||||
YES | ||
![]() | ||
|